最終更新: 23 Apr 2024 | 940 ビューアー |
みなさん、こんにちは!メルボルン現地無料留学エージェント、Visa Study Oveaseas インターンのMikoです。今回のブログでは「私がどのようにオーストラリアで未経験からバリスタになったか」についてお話します。
目次
1. 私がバリスタになった経緯
2. オーストラリアのカフェ文化
3. ローカルのカフェで働いてみて
4. これからバリスタを目指す人たちへ
1. 私がバリスタになった経緯
私はワーホリに来てセカンドビザのために最初にケアンズに5ヶ月間滞在後、メルボルンに拠点を移しました。オーストラリアでバリスタになることは私のバケットリストの一つでもありました。しかし、バリスタの経験が全くなかったのでケアンズで仕事探しをしていた時もカフェに何件かレジュメ(履歴書)を渡しに行きましたが、どこもバリスタの経験があるかを聞かれ働く機会を掴み取ることができませんでした。
メルボルンに住み始めてから駅の目の前のドーナツ屋さんで働くことが決まりました。そこでの同僚のバリスタたちにどのようにバリスタになったか聞いてみるとそのドーナツ屋さんで未経験からバリスタになった子たちがほとんどでした。これはチャンスだと思い、私自身も働き始めて仕事に慣れてから、一からバリスタをそこで学び始めました。元々コーヒーは好きでしたが、実際にコーヒーマシンに触ったのはそれが初めてで全てが新鮮でした。エスプレッソの作り方、ミルクのスチーム方法、ミルクの温度管理など見様見真似で覚えていきました。同僚にアドバイスしてもらったり、自分で調べて出勤の時に実践してみたり少しずつ納得のいくコーヒーを作れるようになっていきました。ましてやコーヒーで有名なオーストラリアのメルボルンではコーヒーを熟知する必要がありました。
2. オーストラリアのカフェ文化
オーストラリアのカフェは朝早くからオープンします。朝の6時、7時にオープンして14時、15時にクローズするところが多いと思います。ちなみに私が働いていたドーナツ屋さんは24時間オープンで、みんな夜でも構わずコーヒーを買いに来ていてびっくりしました。次にオーストラリアでの基本的なコーヒーの種類をシェアしたいと思います。
サイズはスモール、ミディアム、ラージサイズから選べます。
今回はスモールサイズの場合のコーヒーを紹介します。
Small :1ショット
Medium:2ショット
Large :3ショット
*1番注文が多い基本のホワイトコーヒーTOP3
ラテ:1ショット+スチームミルク+フロスミルク1cm
カプチーノ:1ショット+スチームミルク+フロスミルク1cm以上+チョコパウダー
フラットホワイト:1ショット+スチームミルク+フロスミルク1cm以下
ピッコロラテ:4オンスのグラス+スチームミルク+フロスミルク1cm(小さいラテ)
マジック:リストレットという通常のエスプレッソより抽出時間が短い18秒か19秒程度
のエスプレッソにフラットホワイトと同じミルクをマグカップの3分の4まで注ぐ
ベイビーチーノ:温かいミルク+チョコパウダー+マシュマロ(キッズ用のミルク)
*エスプレッソがメインのコーヒー☕️
ショートブラック:エスプレッソのみ (1ショット or 2ショット)
ロングブラック:お湯+2ショット
ショートマキアート:1ショット+少量のフロスミルク
ロングマキアート:2ショット+少量のフロスミルク
リストレット:通常のエスプレッソより抽出時間が18秒か19秒と短いエスプレッソのみ
*コーヒーが飲めない人にもおすすめな甘めドリンク
モカ:1ショット+チョコ+スチームミルク+フロスミルク1cm+チョコパウダー
ホットチョコレート:チョコ+スチームミルク+フロスミルク1cm+チョコパウダー
チャイラテ:チャイパウダー+スチームミルク+フロスミルク1cm+シナモンパウダー
抹茶ラテ:抹茶パウダー+スチームミルク+フロスミルク1cm+シナモンパウダー
※チャイと抹茶はパウダーではなくソース状にされたものを使うカフェもあります!
※チャイラテにショットを追加するとダーティチャイラテと呼ばれます。
*コールドドリンク
アイスラテ:氷+ミルク+2ショット
アイスコーヒー (日本のアイスコーヒーと別物なので注意!)
:氷+アイスクリーム+ミルク+2ショット+ホイップクリーム+チョコパウダー
アイスモカ
:氷+アイスクリーム+チョコ+ミルク+2ショット+ホイップクリーム+チョコパウダー
アイスチョコレート
:氷+アイスクリーム+チョコ+ミルク+ホイップクリーム+チョコパウダー
アイスチャイラテ:氷+ミルク+チャイソース
アイスダーティチャイラテ:氷+ミルク+チャイソース+2ショット
アイス抹茶ラテ:氷+ミルク+抹茶ソース
カフェによってメニューの差はありますが、大体こんな感じです。特にマジックはメルボルン発祥のコーヒーの種類で、フラットホワイトはオーストラリア発祥のコーヒーです。どちらもラテよりもミルクのフォームが少なくエスプレッソの風味をより味わえます。そしてどのお客さんも好みのコーヒーにカスタマイズしてオーダーしてきます。ミルクの指定も当たり前です。例えば、シュガー追加、シロップの追加、エクストラホット、エクストラショット、Decaf(カフェインレスコーヒー)など人それぞれお気に入りのコーヒーにアレンジできます。
*ミルクの種類*
Full cream:牛乳
Skim milk:低脂肪牛乳
Oat milk:オートミルク
Almond milk:アーモンドミルク
Soy milk:ソイミルク
Lactose free milk:乳糖が含まれていない牛乳
Coconuts milik:ココナッツミルク
*シロップの種類*
キャラメル
バニラ
ヘーゼルナッツ
メープルシロップ
ハチミツ
*砂糖の種類*
ブラウンシュガー
Sweetener:甘味料
※イコールという名前のブランドが人気
3. ローカルのカフェで働いてみて
初めてのバリスタの経験を得た私は、もっとローカルなカフェでバリスタとして働いてみたい!と新たな目標を抱くようになりました。家の近くで仕事探しを始め、カフェでのトライアルが決まりました。トライアルというのは実際に働く前に受けるお試しの日です。実際にコーヒーを作って働きぶりを判断されます。無事トライアルも終わり、初のローカルカフェで働いてみて大変だったことはドーナツ屋さんではテイクアウェイ(お持ち帰り)だけの提供をしていたのですが、新しいカフェではもちろん店内のお客様にもコーヒーを作るのでラテアートの技術も必要になったことです。忙しくなればなるほど正確に丁寧にコーヒーを出すのは難しくなっていきますが、毎回同じクオリティを求められます。今思い返せば、そこでの経験が今のバリスタとしてのスキルを成長させてくれました。たくさんミスをしてたくさん練習して徐々に周りからコーヒーを褒めてもらえる回数が増えていきました。
4. これからバリスタを目指す人たちへ
バリスタになる前はバリスタという職業が自分には遠い存在と感じていました。しかし、メルボルンで実際にカフェで働いてみてバリスタという職種は身近でスキルを学びやすいポジションにあると感じました。諦めずに練習し続ければ誰もがきっと素敵なバリスタになれます。オーストラリアにはそのチャンスがたくさん転がっていると肌で感じました。今年、1年間滞在したメルボルンを離れてゴールドコーストに引っ越しをしました。バリスタという経験があったおかげで2週間以内に2つのカフェでバリスタとして働かせてもらっています。コーヒーが大人気のオーストラリアではバリスタというスキルがあるだけで生きていけます。私の周りの友達は学校でコーヒーのコースを受講してからカフェにレジュメを渡しに行っていたり、レストランやカフェのウェイターから働き始めて暇な時に同僚にコーヒーの作り方を教えてもらって少しずつ覚えていったりして未経験からバリスタになれたと話していました。この時代、TiktokやYoutubeを使ってコーヒーの知りたいことはなんでも調べられます。私も今でも毎日ラテアートのリールを見て勉強してます!皆さんもコーヒー大国オーストラリアでバリスタを目指してみませんか?これからオーストラリアに渡航を考えられている方やワーホリ中でバリスタを目指したい方に少しでも私の体験談が参考になれば嬉しいです。
VSOでは、メルボルンに限らず、オーストラリア各都市での留学に興味がある方、ワーキングホリデーにて学校に通う予定の方、現在オーストラリアに滞在中で、これから学生ビザにして学校に通う予定の方などを対象に、完全手数料無料にてサポートを行っています。
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